introduction
星の海、旅の途中。主人公は突如制御の利かなくなった宇宙船ごと、地図にない住居型船艇「メルトバニラ」に保護される。修理を待つ間、心もとないバッテリ残量の翻訳機・SEQを手に、言葉の通じない7名の住人・メルトバニラたちと過ごすこととなる――
characters
※一人称/二人称/身長
Dubheドゥーベ
メルトバニラたちの暮らすアシェット「メルトバニラ」を取りまとめている、穏やかで物腰柔らかな女性。見知らぬ地にしばらく滞在せざるを得なくなった主人公のことを何かと気遣ってくれる。
私/あなた/167cm
好物:特に好き嫌いはなし
Merakメラク
やや近寄りがたい雰囲気をまとった寡黙な青年。よくフェクダと行動を共にしている。
大のコーヒー好きらしく飲んでいる姿を度々見かけ、主人公にも一杯どうかとしきりに勧めてくる。
私/君、貴様/197cm
好物:具沢山のスープ、コーヒー
Phecdaフェクダ
社交的で開けた性格の青年。物静かなメラクとちがって気さくに話しかけてくる。
以前宇宙を旅していた時期があったようで、部屋に行くと旅のビデオを見せてくれることも。
オレ/あんた、お前/181cm
好物:オイル系のパスタ
Megrezメグレズ
天真爛漫で人懐っこい、ややおてんばな少女。アリオト・ミザールと一緒にラウンジで遊んでいることが多い。
好奇心旺盛で外の世界にとても興味があるらしく、主人公に旅の話をねだってくる。
わたし/あなた/146cm
好物:焼き菓子
Aliothアリオト
マイペースで不思議な雰囲気の少年。何か考え事をしているのか、あるいは何も考えていないのか、たまに話を聞いていないような時がある。
部屋では主人公にメルトバニラの言語を少し教えてくれる。
僕/きみ/152cm
好物:かけそば
Mizarミザール
一言も言葉を発さない、何か訳ありそうな少女。よくメグレズ・アリオトと遊んであげており、その際にはわずかに笑顔を覗かせることも。
なんとなく主人公のことが気になっている様子。
-/-/163cm
好物:なんでもよく食べる…が、特にラーメン
Benetnaschベネトナシュ
部屋にこもりきりで、一切姿を見せないメルトバニラ。自室前には立入禁止の看板を立てている。
ドゥーベによると主人公の船の修理を頼んであるらしいが…
-/-/-
好物:?
terms
MeltVanillaメルトバニラ(船)
主人公の滞在することになった小規模住居型船艇(アシェット)。居住区域は2階層に分かれており、各自の個室と共有スペースとに分かれている。
MeltVanillaメルトバニラ(住人)
メルトバニラに住まう者たちは、自らを船と同じくメルトバニラと称している。クリーム色の髪・肌に長い耳のような突起、頭上に浮かぶミントグリーンの光輪が特徴。
独自の言語を用いているため、主人公はSEQなしでは意思疎通できない。
SEQSEQ
Semantic EQualizer。今では一般的に用いられている、特殊な翻訳機の通称。入力のあった音声情報から意味を抽出し、その場にいる対象者全てに対して各々に適した形に変換し、フィードバックする。
そのため対象者が多いほどエネルギーを消費する。
Mirror Mirrorミラーミラー
主人公が寝泊りすることになった倉庫に置かれている、古ぼけた鏡。不思議なことに人知れず姿もなく、どこからでも主人公に話しかけてくる。
ある目的を持って接触を図ってきたようだが……